体臭の予防と対策
体臭の予防と対策を取るには、体臭の種類と原因を知る必要があります。
どういったものがあるのでしょうか。
まず、口臭。
口臭の原因は、食べ物やそのカスによって発生したり、そのほか病気によっても
発生することがあります。
病気の場合、虫歯、歯肉炎はもちろん体の奥、胃や肝臓、腎臓の病気によって
口臭が引き起こされることもあります。
口臭の予防は、口の中を綺麗にすること、それでも臭いが解決しない場合、
口腔内、内臓にどこか悪いところがないか病院で調べて貰うのがよいでしょう。
次に、脇からの臭い。
ワキガが有名ですね。ワキガの原因は､アポクリン汗腺から出る汗であると
いわれています｡
ワキガの対策は、デオドラント製品を使ったり、手術をする方法もあります。
そして、足の臭い。
特に汗をかきやすい夏は臭いが気になります。
足にはエクリン腺が多いため汗をよくかきますが、汗自体の臭いはほとんどありません。
ただ、足の裏は高温多湿なため雑菌が増えやすく、汗や皮脂を分解して臭いを
発生させてしまいます。
同様に頭皮や髪の毛からも臭いがします。頭皮の場合、皮脂が酸化したり
汗がたまることで細菌が増えて、臭いが発生します。
こういった臭いを防ぐには、常に汗を拭いて、可能であればシャワーを浴びて
体を清潔にすることが大切でしょう。
便秘をすると体臭が便の臭いになることもあるそうです。
便が腸に長い間留まっていると、便から発生するガスが体内に吸収され、それが汗、
皮脂と一緒になって体臭として周囲に臭いを放ってしまうのです。
便の臭いを少しでも減らすためには、食べた物をいつまでも体の中に溜めておかないこと、
すなわち便秘をしないことが一番です。
このように体臭は、それぞれ原因と発生の仕方が違いますので、その臭いにあった予防と
対策をするように心がけましょう。
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